■ ファッソーネCEOはセンターフォワード獲得を明言していて、オーバメヤン(ドルトムント)、モラタ(レアル・マドリー)、ベロッティ(トリノ)の名前を挙げた。いずれも既に接触を何度も図っている選手で、それぞれミラン加入には少なからず好印象をもっていると報じられている。現地メディアのアンケートでは以前からミラニスタを公言しているベロッティの人気が一番高くなっており、ミランもベロッティ獲得にプライオリティを置いているようだ。


【オーバメヤン】
今日行われる両クラブの親善試合の前後で交渉が行われる可能性がある。ドルトムントは条件次第での放出を容認、オーバメヤンも年俸850万ユーロという条件で古巣復帰に同意したため、あとはミランが移籍金を上積みできるかにかかっている。ドルトムントとミランの移籍金の差は1000万ユーロ程度。


【モラタ】
1度は獲得の噂が立ち消えたが、かつてのチームメイトであるボヌッチ加入でミラン移籍にも興味か。ミランは7500万＋ボーナス1000万ユーロのオファーを提示も、レアル・マドリーは9000万ユーロの移籍金を求めている。


【ベロッティ】
今週木曜に選手とトリノ会長との会談が予定されており、その場でミラン移籍を希望するとの見方。違約金1億ユーロという条件が印象強いが、これはあくまでも海外クラブからのオファーに限った話であり、事実これまでの接触でニアンやパレッタの完全移籍、ロカテッリの2年間のレンタル移籍を条件に移籍金を引き下げることに成功している。両クラブは話し合いを進める用意があり、ミランはEL予選が始まる今月27日までに獲得を決めたい意向をもっている。


【カリニッチ】
ミランからの興味を受け、フィオレンティーナからの退団を希望している1人。現在は家族の問題を理由にクラブのキャンプを離脱中。移籍金3000万ユーロと候補の中では一番安価で、ベロッティ獲得失敗時の代役と目されている。