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(一部抜粋)
取材をしたのは3月上旬のことだ。ACL初戦、そしてリーグ開幕戦と2試合続けて、レオシルバは相手にPKを与えてしまう。それをGKのクォン・スンテが好セーブで得点を阻止した。
「スンテ選手にコーヒーをおごったり、しなかったのですか?」
そんなこちらの軽口を耳にするなり、レオシルバはまくしたてるように言う。
「シュートを止めるのはスンテの仕事でしょう? 僕があそこでシュートブロックしなければ、失点していたかもしれない。僕は他のチームメイト同様にスンテのことを信頼しているから。(PKを)止めてくれたからといって、特別なことはしないよ。僕がボール奪取するたびに、ボールロストした選手に『コーヒーをごちそうして』なんて言わないから……」
そんな話を聞きながら思い出したのは、海外でプレーする日本人選手から何度も聞かされてきた外国人選手の「負けず嫌い」ぶりだった。そして、目の前にいるレオシルバからは、非を認めない傲慢さではなく、悔しさも不甲斐なさもすべてをひっくるめても「負けを認めたくはない」という負けず嫌いなスピリッツが伝わってきた。
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2018/04/21/___split_59/index_2.php
良いとか悪いとかじゃなくて、これがプロで戦う選手のメンタリティなんだろうな。
[ 2018年04月21日 - 15:55 ]
(04/22 - 16:42) シルバ最高