■ 最新のイタリア代表でセリエA未経験ながら初招集を受けたブレシアMFサンドロ・トナーリ(18)の争奪戦が過熱している。

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風貌やプレースタイルに加えて出身地や下部組織、さらにトップ下からレジスタにコンバートされた過去も同じことからNEXTピルロと期待されるトナーリは、今季ここまでリーグ戦11試合に出場し1ゴール4アシスト。日に日に評価は高まっており、ブレシア練習場には国内有力クラブだけでなく、チェルシー、モナコ、マンチェスター・シティら国外クラブのスカウトが何度も足を運んでいる。
これまでにローマが総額1600万ユーロのオファーを提示したがブレシアはこれを拒否し、最低でも2500万ユーロを要求している。トナーリや代理人は移籍後の出場機会を重視する意向。

現在のところ移籍先の有力候補の1つとなっているのは中盤の質に問題を抱えるミラン。ブレシアのチェッリーノ会長とレオナルドSDは旧知の仲であり、出場機会を欲する選手側の思惑とも一致。またトナーリは長年のミラニスタであることを公言し、好きな選手として現ミラン指揮官のガットゥーゾを挙げている。ミランは冬のメルカートで4選手の獲得を計画しており、内定済みのルーカス・パケタを除く残り3枠のうちの1人として獲得する可能性がある。
もう1つの有力候補となっているのがイタリア王者ユベントス。こちらは以前からブレシアと交渉を続けており、移籍金がさらに高騰する前に獲得を決める可能性がある。ただし移籍後の出場機会は保証できないため、レンタルでブレシアや他クラブに放出する可能性が高いとされる。
他には現役時代にブレシアでプレー経験のあるグアルディオラもコネクションを生かしてトナーリの情報を継続的にチェックしている。