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ユヴェントスは、アーセナルMFアーロン・ラムジーとの契約を完了させたようだ。英『ガーディアン』が伝えている。

2008年にアーセナルに加入し、10年以上を過ごしているラムジー。大ケガもあったが、これまでプレミアリーグで252試合で52ゴールを記録し、FAカップ3度優勝を経験している。

しかし契約は今季限りまでとなっており、一時は契約延長で合意したものの、アーセナル側がオファーを取り下げ。今季限りでの退団が決定的となっている。28歳のウェールズ代表MFには、バイエルンやパリ・サンジェルマンらビッグクラブが関心を示しており、先日にはユヴェントスが交渉に入っていると伝えられていた。

そして9日、『ガーディアン』によるとユヴェントスが契約を完了させたようだ。ラムジーの代理人は間もなくイタリアへと飛び、契約書にサインを交わすことになるという。アーセナルとの契約が満了となり次第、来夏イタリア王者へと加わることになる。選手には年俸720万ポンド（約10億円）の5年契約を提示。これはクリスティアーノ・ロナウドに次ぐ、クラブ2番目の給与のようだ。

ユヴェントスのマキシミリアーノ・アッレグリ監督はラムジーの獲得を熱望しており、ミラレム・ピャニッチ、ブレーズ・マテュイディとともに中盤を構成することを考えているという。なおラムジー加入に伴い、サミ・ケディラ、ロドリゴ・ベンタンクール、エムレ・ジャンは移籍の可能性があるようだ。

セリエA7連覇中の王者は、新たに中盤の補強に成功したようだ。