■ サッカー、スポーツは監督によって劇的に変わる。

誰が率いても勝てるのかもしれない。だが常にハイレベル、ハイテンションなパフォーマンスを維持して1シーズン勝ち点100近くも稼ぐなんてことはペジェグリーニやロジャースには到底無理。
もしもシティをホジソンとか爺やモウリーニョのような保守的な時代遅れが率いたら、いまだにハートとサパレタはシティにいるだろう。オタメンディはガチガチのレギュラーだろう。ラポルトなんて絶対獲らないだろう。

シティもリバプールも、野球で言うところの20勝のピッチャーと打率3割5分・本塁打40本50本といった既に実績のある選手を並べたわけではない。
メッシ、ネイマール、ロナウド、ムバッペのような異次元の選手など一人もいない。
ブスケツ、アラバ、レバンドフスキ、ロイスのようなよく知る教え子を呼び寄せたわけでもなく、誰一人馴染みのない選手を一から率いたわけだ。

ペップとクロップはそれぞれ圧倒的なスタイル、戦術、信念がある。それをベースにしたズバ抜けて素晴らしい指導力がある。

何度でも言おう。世界の監督ツートップは間違いなくペップとクロップだ。
ポチェッティーノもよく頑張った。一発勝負のCL決勝はどうなるか分からない。もっと戦力に恵まれたチームを率いた時、その2トップと同じレベルか否かハッキリするだろう。

プレミアは4〜6強ではない。2強だ。シティとリバプールが完全に頭が抜けてる。この2チームに追い付くのは大変だよ。リバプールは選手が引き抜かれたら誰で穴埋めするかもにもよるけどね。