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[ 2019年08月09日 - 12:51 ]

【サッカー選手の食事事情】


※主なソースは15年前に出た『ワールドサッカーダイジェストエクストラ 特集:フットボールの医学書』です。
※なので今では変わっている可能性もあります。むしろイングランドは変わっていないとまずい。


【イタリア】
・午前午後の2部練習をするクラブは少なく、昼食は各自→午後に練習→解散後各自で夕食 というクラブが一般的。極端なスタミナ不足や体重オーバーがなければ食事は選手の自己管理。
・ホームでの試合の場合、前日はクラブハウスに選手を宿泊させ、そこでは栄養が考えられた食事が出されるが、クラブによっては食前酒としてワインが出ることもある。
・イタリアといえばパスタ。ミランなどはパスタが多く出るが、ラツィオなどはパスタではなくリゾットがしばしば出たりもする。だがそもそも試合で消費するエネルギーの元は炭水化物なのであり、栄養学的にもそこまでパスタが悪いということはない。


【スペイン】
・同じラテンだがイタリアと違い、「食事はコミュニケーションの一環」ととらえるクラブが多い。パコ・フローレス監督などは『遅刻などによる罰金が溜まったら、選手みんなでランチに行く』のを習慣としていた。
・そのように皆で食事を取る時に、食前酒としてワインが並んでいるのは当たり前。
・南米出身者には故郷の味が忘れられない者も多く、ロナウジーニョ(当時バルセロナ)などはブラジル風バーベキューの店に足繁く通っていた。


【ドイツ】
・食事に関してはユニークな規則があるクラブがあり、たとえばハンブルガーSVでは、練習後の食事としてシリアルに豆乳をかけた物が出てくる。確かにシリアルは炭水化物、ビタミン、ミネラルが多く、豆乳は低コレステロールでタンパク質が取れるので理想の食事ではある。味は別だけど。
・カイザースラウテルンでは試合前日の食事のサラダにキュウリを入れるのが禁止だそうである。理由は水分が多くスタミナ切れを起こしやすいから。理屈としては正しい。
・といったクラブの食事指導に選手が付き合うかどうかはまた別の話で、遠征から帰った足で某ハンバーガー店に向かう者あり、試合前日にビールを2,3杯空ける者ありというのが現実。


【フランス】
・サッカー選手に限らず国として飲酒の年齢制限はなく、10代のサッカー選手でも赤ワインを平気で飲んでいたりする。まあ1日1,2杯程度の赤ワインはむしろ健康に良いとかいうお国柄だし。
・フランスはユース時代にクラブや連盟が育成の一環として栄養指導を行うため、フランスで育った選手は栄養に対する意識が高い。
・そもそも国として食文化が豊かなので、他の国と比べたらバランスの取れた食事を日常的に取るのが簡単である。結果、フランスの選手は他国と比べ遙かに摂生している。
・ピッチではトラブルの多かったエリック・カントナだが、食事に関してはマンUで一番気を使っていた。他の選手が酷かっただけかもしれないが…(イングランドの項で)。
・クラブが用意する食事では伝統的な濃いソースは控えているが、それ以外はパンやパスタなどの炭水化物、ヨーグルトやチーズといった乳製品、肉類など。バランスも味も良い。


【イングランド】
・食事がマズいというか食事に興味が薄い人が多く、しかも飲酒量が多いというお国柄をもろに受けているのが英国。
・ベンゲルがアーセナルの監督になった1996年、朝からフライを平らげ食後にケーキを食べる選手たちを見てまずここから改善しようと決めたという。最初の指示は「クラブハウスのバーを撤去しなさい」だったともいう。
・同じ時期のチェルシーでは練習後に出てくるのが、歯がくっつきそうになるジャムクッキーだった。当時チェルシーにいたゾラ、ビアリ、ディマッテオという3人のイタリア人たちは『クラブハウスで出てくる物は健康に悪い』と手をつけなかった。
・ベンゲル就任後のアーセナルではクラブハウスで出される食事はパスタやチキン中心になり、試合前の食事もオムレツからマッシュポテトになった。アーセナルの成功を見て、他のクラブも徐々に食事を改善するようになった。とはいえ栄養士を雇うクラブはまだまだ少ないし、なかにはちゃんとした食事を用意しても選手が嫌がってクラブハウスを出たその足でハンバーガーショップに向かう者もいて前途多難。
・実際、2000年代になってもトッテナムの選手はケータリングでお世辞にもバランスの良くない食事をしていたのを、サンティニかファンデ・ラモスが改善させたという(どっちだったかは忘れた)。
・アルコールの害も深刻で、ファーガソンは就任当時『ここはフットボールクラブではなくドリンキングクラブだ』とボヤいたという。ベンゲルやファーガソンはクラブハウスのバーを撤去させたがクラブによってはまだ残っているところもある。


【ブラジル】
・サッカー選手の食事ということで問題になりやすいのはクラブがスカウトしてきた10代の若者で、『貧困層出身で、日々ストリートサッカーに明け暮れてきた』いわゆる“南米のサッカー少年”たちはまず、”食事は1日3回、決まったときに取る。食事は体を動かす上で重要なことである”ということ自体を知らない。
・サントスで売り出し中のロビーニョ(※15年前です)もそういう一人で、クラブのスタッフが毎日三食をクラブハウスで食べさせ、ロビーニョの体作りはまずその習慣づくりから始まった。
・ということが出来るのも最低限の予算があるクラブなら出来るけど、そもそもサッカークラブが予算難なんてよくあることで、名門クラブならともかく中小クラブだとそれも難しい。


【アルゼンチン】
・“サッカー少年”に関する事情はアルゼンチンでもあまり変わりはない。
・国全体の傾向として甘党が多く、アルゼンチンで考えずに食事を取るとパスタと肉類と甘味ばかりになってしまう。
・特にクリスマスと新年を過ごした後の夏期キャンプ(※アルゼンチンは南半球なので夏は1月前後)には選手達はたいてい体重を大幅オーバーで来て、まずその体を絞るところから夏のキャンプは始まる。



スレッド作成者: みら★ねっろ (Zt7kxb69JSs)

このトピックへのコメント:
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(08/10 - 17:53) カズは天ぷらが出たら衣剥がすんだって
( ゜ё゜) (08/09 - 19:50) 監督の名前だけ変えて食事を和食にならわせたネタを何度か当時見かけたどの監督が本当にしたんだろうか