■ ローマが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェス(30)の獲得に向けて動いているようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えている。

2018年1月に高額サラリーでアーセナルから加入したサンチェス。だが、度重なる故障もあり、トップフォームからほど遠く、ユナイテッドの一員として実質的にフル稼働の昨シーズンもプレミアリーグ20試合でわずかに1ゴールにとどまるなど、不本意な1年を過ごした。

今夏初旬にこそインテルやユベントスからの関心が伝えられていたサンチェスだが、具体的な動きはなかった。しかし、ここに来て、ローマがレンタルでの獲得を希望しており、すでにユナイテッド側と会談したという。

ただ、同メディアによれば、サンチェスがこの話を飲むかは不透明。仮に移籍することになれば、ユナイテッドは給与+ボーナスの最大週給50万ポンド(約6300万円)の大半を助成する必要があるという。

ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督は、「彼が留まることを期待している。ここでストライカーとして、いくつもゴールを決めてくれると思っている」とコメントしていたが、サンチェスの去就はいかに。