■ マンUが給与を大幅負担か
ローマがマンチェスター・Uに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスに関心を示しているようだ。9日、イギリス紙『テレグラフ』が報じた。
報道によると、すでにローマとマンチェスター・UはA・サンチェスのレンタル移籍に向けて交渉を行なっているという。しかし、ローマにとって、同選手が受け取っているボーナス別の週給39万1000ポンド(約5000万円)は支払うのが難しい金額だ。そのため、移籍が成立した場合、マンチェスター・Uは同選手のサラリーのかなりの割合を負担することになるようだ。
現在30歳のA・サンチェスは昨年1月、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンとのトレード移籍でアーセナルからマンチェスター・Uに加入した。加入後はチームトップのサラリーに見合った活躍を披露できておらず、公式戦45試合の出場で5得点9アシストに留まっている。
マンチェスター・Uのオーレ・グンナー・スールシャール監督は先日、今夏の放出が噂される同選手の去就に言及。「彼はこの状況(=ベルギー代表FWロメル・ルカクのインテル移籍)によって、活躍のチャンスが巡ることになると思う。彼が残ることを期待しているよ」とチャンスを与えるつもりだとした。
一方で同監督は、「(移籍は)起こり得ると思うよ。誰がチームに不必要で、誰がチームに必要かははっきりとしていない。誰が私たちと一緒にいることになるのか、スカッドの選択を見ればわかることになるはずさ」と答えて、A・サンチェスら複数の選手に退団の可能性があることを示唆した。
[ 2019年08月11日 - 00:13 ]