■ 今夏の加入が正式決定

チェルシーは、ハキム・ツィエクと正式契約を結んだことを発表した。

チェルシーとアヤックスは先日、移籍金4000万ユーロ（約48億円）で今夏のツィエクの移籍で合意したことを発表。そして23日、イングランドのクラブとモロッコ代表MFは5年契約を締結し、7月1日より正式にチームの一員になることが決まった。

ツィエクはチェルシーの公式ウェブサイトで「チェルシーのような巨大なクラブと契約できてとてもうれしく、誇らしく思う。来シーズンを楽しみにしているし、一緒に大きな功績を手にできることを願っている」と喜びとともに抱負を語った。

また、ディレクターを務めるマリナ・グラノフスカイア氏は「過去の移籍市場のキーターゲットであったハキムが今夏に加入することに満足している。彼はヨーロッパ屈指の危険なアタッカーで、チャンピオンズリーグの我々との2試合でそれを証明してきた」とツィエクへの期待を口にしている。

昨シーズン、22年ぶりのチャンピオンズリーグ準決勝進出を果たしたアヤックスの中で、昨夏にステップアップしたフレンキー・デ・ヨングやマタイス・デ・リフトらとともに大きな活躍を見せたツィエク。移籍市場の度にビッグクラブ移籍が報じられるも、クラブに残留した同選手はここまで公式戦32試合で8ゴールを21アシストを記録する。

現在、プレミアリーグ4位と健闘するも、ファイナルサードでの苦戦が目立つフランク・ランパード監督率いるチェルシーにとって、ツィエクの加入は大きな補強と言えそうだ。


はじまた