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[ 2020年04月07日 - 14:21 ]

【若者の一部には「あれもダメ、これもダメでは気がめい】

■ 若者の一部には「あれもダメ、これもダメでは気がめいる」「感染するとはかぎらない」などの声もあるといい、危機感は希薄だ。自身が感染するのは自己責任だから、どうぞご自由にと言いたいが、他人に感染させることを考えると、ご自由にとはいかない。

 なぜ、生き死にに対して、これほど無関心? 冷静? でいられるのか。筆者には、権利と自己主張に終始し、義務を軽視、自分さえよければいいという間違った個人主義を注入し続けてきた「戦後教育の末路」を見る思いだ。

 “新型コロナ事件”は戦後日本人のさまざま顔を浮き彫りにしている。若者の態度について、大学生の息子を持つ評論家が、あるワイドショーで「息子が、新型コロナウイルスに無関心だから困ったものだ」と冷静に言い放ち、若者を批判していた。この評論家はわが子に、このウイルスの怖さを理解させる努力をしたのだろうか。息子との対話については触れなかったが、理解させられなかったことは想像がついた。わが子でさえも説得できないのに、声高に正論を唱える。思わず、苦笑してしまった。

「緊急事態宣言」についても同様だ。

 日本医師会(日医)は「緊急事態宣言をした方がいい」という意見が支配的のようだが、一部評論家やジャーナリストからは「私権が侵害される」「ほかにも手段があるはずだから知恵を絞るべきだ」という意見が聞かれる。この期に及んでだ。非常事態に評論はいらない。イデオロギーもいらない。国民と政府が一体となって「国難の克服」を最優先すべきではないか。

 方策の是非は別として、新型コロナと対決する他国の姿に、真のナショナリズムを感じるのだ。

 ■宮本雅史(みやもと・まさふみ) 産経新聞編集委員



スレッド作成者: 産経新聞より (D4Pof1us1xM)

このトピックへのコメント:
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(04/10 - 01:29) サッカーしたい
(04/07 - 15:06) ジジババが大挙して巣鴨に行ってる画像見たぞ
(04/07 - 14:59) まあこう考えるのが人間の根幹だから、外国では法律で外出禁止、都市封鎖、もし破ったら逮捕か罰金ということにしてそれで国民を強制的に納得させてる。日本では逮捕も罰金もできない要請レベルだからフラフラする奴が出てきても仕方ない。