■ インテル時代クーペルにあまり試合出してもらえなかった時どうだった？と問われ
「皆に思われてるほどクーペルにネガティブな思い出はない。それどころかサッカーの戦術をかなり学ばせてもらったんだ」というかなり昔のインタビュー記事をポルトの監督に就任した頃ふいに思い出した。

良い指導者に出会って初めて将来監督を目指そうと思ったという話はよく聞くよな。
試合に使われなくても腐ることなく将来のためにこの監督から色々学ぼうと思った選手ほど監督になっても成功出来るのでは。
試合に出れない苦しみも糧になるし。
選手時代お山の大将だった者が名将にもなった例は極めて少ない。

監督業に興味が湧かないカズのような人は良い指導者に出会ってこれなかったのもあるな。
どこかで名将と出会ってればスパッと辞めれたのかも。
ジンチェンコは奥さんの話によればペップの言動の全てをメモしてるのだという。
将来、指導者の道を漠然と考えてる選手はそういう監督に出会いたいよな。
漠然だったものが明確な目標に変わる。