■ 現地時間6月18日、MLBはオールスターゲーム前日(7月12日)に開催予定のホームラン・ダービーに、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が出場すると発表した。
今季の大谷は開幕から投打で好調を維持してきた。とりわけ持ち前のパワーを遺憾なく発揮している打撃では、打率.270、打点47をマークし、アメリカン・リーグ2位となる19本のホームランを放つなど、一部でMVP候補に挙げられるほどのハイパフォーマンスを披露している。
今年のオールスターの舞台となるクアーズ・フィールドは標高1600メートルにあり、打球がよく飛ぶことで知られている。それだけに最長飛距離70フィート(約143メートル)を記録し、MLB屈指のパワーヒッターとなった大谷への待望論は、ファンやメディアの間で高まっていた。
日本人選手として史上初のホームラン・ダービー出場は、現地識者たちの間でも話題沸騰だ。日夜、エンジェルスの情報を発信しているブレント・マグワイア記者が「オオタニがダービーに出る。やってやろう!」と興奮気味にツイートすれば、地元ラジオ局のリポーターであるトレント・ラッシュ氏は「彼がデンバーでボールを打てば、どこまで飛ぶかは分からない。ホームラン・ダービーで力を見せつけるショウヘイに誰もがワクワクするだろう」と期待を寄せた。
今月14日にMLBが発表したオールスター・ファン投票の第1回中間結果では、ア・リーグのDH部門で52万6608票を獲得してぶっちぎりのトップに立っている大谷。ホームラン・ダービーを含めて、26歳の日本人は真夏の祭典で主役となりそうだ。
[ 2021年06月19日 - 05:19 ]
(06/19 - 23:50) ショウヘイヘーイ!