■ 　イタリア１部ローマが、昨季限りでドイツ１部フランクフルトを退団した日本代表ＭＦ鎌田大地に関心を寄せていると２日、イタリアメディア「カルチョメルカート」が報じた。

　今夏、ローマのモウリーニョ監督は中盤の補強を優先事項としている。報道によると、イタリア１部サッスオロの同国代表ＭＦダビデ・フラッテシにオファーをしていたが、断念することを決めたといい、用意していた３５００万ユーロ（約５５億２０００万円）を他の補強にあてることができるという。

　鎌田は今夏、イタリア１部ＡＣミランと合意間近だったが、移籍に関わるクラブ関係者の退任により、交渉が白紙になったと報じられていた。

　モウリーニョ監督は、昨年１１月に名古屋との試合を行うために来日したとき、「フランクフルトが同意すれば、鎌田をレンタル移籍させたい」と話していた。同メディアはこの言葉を振り返り、「何年も前から鎌田を気に入っている。今、この日本代表選手は１ユーロも払わずに獲得できる」としている。